法秩序の、グラデーション

段階を踏んで大きくなる記録

ハイカカオチョコレートの効能

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世界の最先端、アメリカの流行から10年遅れて日本に流行りがやってくる。

そんな日本は近年、健康ブームがやって来ていて、ようやっと安定期に入った頃。

スーパーにもプロテインが置かれ出し、無添加“オーガニック”という言葉をよく目にするようになった。

そんな中、今回は“ハイカカオチョコレート”について着目したい。

イカカオチョコレートとは

そもそもハイカカオチョコレートとは何か。

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イカカオチョコレートやブラックチョコレートと呼ばれるこれらは、実は明確な定義付けがされていない。一般的にはカカオの含有量が70%を超えるチョコレートの事を指して使われている。

カカオの含有量が30~40%のミルクチョコレートは、この差の分だけ砂糖やミルクを入れることで甘い味わいを出している。

チョコレート市場は2011年から2023年現在まで伸び続けており、日本市場で当時4000億円規模だったものが現在は6000億円に近付く程の勢いがある。

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不動の人気を誇るチョコレート市場が10年以上に渡って伸び続けているのには“健康ブーム”によってハイカカオチョコレートが名乗りを上げている現状も大いに関係があるだろう。

チョコレート効果 カカオ86%

かくいう私もハイカカオチョコレートのヘビーユーザー。

どれくらいのヘビーユーザーかと言うと、「チョコレート効果カカオ86%」の47枚入をネットで定期購入しているほど。

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家にも職場にも保存容器に移して置いてあり、外での作業用にカバンにも常備されている。

スマホ、財布、チョコレート。くらいには私の相棒として行動を共にしている。

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↑家のキッチン横のスペースに格納してあるチョコレート効果たち。

3つのメリット

イカカオチョコレートの何がそんなに良いのだろうか。

大きく3つに絞って解説する。

01.カカオポリフェノール

まず前提として、カカオには“カカオポリフェノールという成分が豊富に含まれている。

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このカカオポリフェノールは抗酸化物質で、酸化を防いでくれる効果がある。

カカオポリフェノールを摂取することで得られる効能は主に、3つ。

①美容効果

人間は酸化することで老化していくのだが、カカオポリフェノールには活性酸素の働きを抑える抗酸化作用がある。

そのため、酸化を防いでくれる。

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この抗酸化作用によって、肌を若々しく保ったり、血をさらさらにするなどのエイジングケア効果が期待できる。

②脂肪分解作用

カカオポリフェノールには“テオブロミン”という苦味成分が含まれている。

このテオブロミンには脂肪分解作用があり、脂肪を分解を促してくれるほか、脂肪の蓄積を抑制する作用もある。

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ミルクチョコレートと比べて甘味は少ないが、ハイカカオチョコレートならばダイエット効果も期待できる。

認知症予防 

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ポリフェノールを摂取することで脳の認知機能の向上にも効果があると言われている。

勉強する際や認知症予防にも効果がある。

02.食物繊維

イカカオチョコレートは食物繊維も豊富。

食物繊維は腸内環境を整えてくれるので、便通改善にも一役買うことになる。

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食物繊維は消化酵素(唾液など)で消化されにくいため、腸の最後まで行き届き、腸の調子を整えてくれる。

また、粘り気や重さがあるため、胃腸内の食べ物の動きを遅らせて血糖値の上昇を抑える役割も持つ。

03.低GI

先にも出てきたが、ハイカカオチョコレートには血糖値の急な上昇を抑える効果がある。

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一般に低GI食品と呼ばれているが、糖質の吸収を緩やかにしてインスリンの効き目を上げてくれる。

血糖値を調整する作用のホルモンであるインスリンの効き目を上げることで、血糖値の上昇が抑えられる。

モデルが1日5食に分けて食事をするのも、血糖値の急な上昇を抑えるための工夫。

何事もグラデーション。急に得たものは急になくなる。

3つのデメリット

一方で、気を付けた方がいい点も抑えておきたい。

コインの裏表のように、良い面があれば悪い面もある。

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どちらも認識して、自分で判断して行動を決めて欲しい。

片面だけを見るのも良くないし、見ているだけは何も始まらない。

01.カロリーが高い

カカオの含有量が多いということは、脂質が多いということ。

カロリーという面で見るとミルクチョコレートよりも高いことが多いので、その認識は必要。

02.利尿作用・興奮作用

イカカオチョコレートにはカフェインやテオブロミンという成分が多く含まれており、これらは「利尿作用・興奮作用・気管支拡張作用」がある。

メリットに魅せられて食べ過ぎるのには注意が必要で、場合によってはアレルギーを起こすこともある。

03.添加物に注意

イカカオチョコレートはミルクチョコレートと違って、甘さが控えられている。

よって、口当たりを良くするために添加物が含まれていることがある。

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特に植物性油脂や乳化剤。

これらは血中コレステロールの増加につながるので注意が必要。

タイミング・量

最後に、ハイカカオチョコレートを食べるのに適したタイミングと一日の摂取量について。

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食べるタイミングとしては、食前30分前頃が最も適している。

メリットにも挙げたが、ハイカカオチョコレートは低GI食品。血糖値の上昇を抑える効果がある。

野菜から食べるのと同じように、血糖値の急上昇を抑えるため、ハイカカオチョコレートは食前に食べるのが適している。

一日の摂取量に関しては25g程度と言われており、個包装で言うと3~5袋程度。

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また、カカオポリフェノールは水溶性の成分で、体内の水分と一緒に吸収されるため、短時間で効果を発揮する。

その分持続性は低いため、2時間~3時間と、数時間しか体内に留めることが出来ない。

毎日少量ずつ数回に分けて食べると、より効果が得られる。

信じ込むこと

と、ここまで最もらしいことを書き連ねさせてもらいました。

結局、どんなものにも良い面・悪い面があって、それの比べっこでしかないと思います。

何が大事かと言うと、信じ込むこと

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「実際に腹筋をしなくても、着けるだけでお腹が割れる」が売りの腹筋パッドが一時期流行っていたけれど、腹筋パッドで手に入れた腹筋は、やらなくなると1週間で失うという話を聞いたことがあります。

一方で、ジムでマシンを使って手に入れた腹筋はある程度は保たれるわけです。

何が違うかと言うと、意識の部分

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「今ここに効いてるな」「この角度にするとより効くな」と、意識して、信じて実践するだけで効果・効能の吸収力が変わってきます。

程よい知識を得たならば、あとは信じてやってみることが大切。

自分が良いと思ったことは信じ込んで、純粋な気持ちで取り組んでみてほしいという想いを込めて終わります。

ありがとうございました。

p.s.

最後に、最近旅行で行った「ロイズカカオ&チョコレートタウン」の様子をお届けしておきます。

01.カカオポット(カカオの果実)

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02.カカオモニュメントⅡ / 平井一嘉

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最後の最後まで読んで頂き、ありがとうございました。